『怪談レストラン ゾク!新メニュー100選』【レビュー】子供向けだけどしっかり怖い

※当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています。


ご無沙汰しております。haruです。

本日は『怪談レストラン ゾク!新メニュー100選』のレビューをしていこうと思います。

怪談は夏の風物詩、というイメージがありますが、冬に読むのもいいものですよ。小説を読むのが好きな方にはものすごくオススメしたいゲームです。

お時間ある方は最後までご覧いただけると光栄です。

『怪談レストラン ゾク!新メニュー100選』とは…

DSソフト『怪談レストラン 裏メニュー100選』の続編。

前作からソフトの容量が倍になり、怖さも倍増。小説やアニメにはない完全新作の話を楽しむことができる。

ゲーム内の案内役はシリーズお馴染みのお化けギャルソン。

1つお話を読み終わるごとに、100本あるろうそくを1本ずつ消していく。すべて消すと…。

作品概要

  • 発売日/2011年6月30日
  • 対応機種/ニンテンドーDS
  • メーカー名/バンダイナムコゲームス

魅力① 特別なメニューは恐怖が倍増

今作は1つ星コースから5つ星コースまでの怪談が用意されているのですが、各コースで一定数の怪談を読み、ろうそくを消して「怪談パワー」を集めるとスパイシーメニューが完成します。

このスパイシーメニュー、「からくち」「おおから」「げきから」と3回楽しめるんですよ。からくち、おおから、げきからの順に怖さがアップしていきます。

私は最初「話は同じで効果音などが変わるだけなんだろうな」と思っていましたが、実態は全く違いました。

特にげきからでは子供向けのイラストではなく実写の写真が挿入されており、リアルすぎる背景に恐怖心が煽られます。さらに、からくちでは語られなかったその先のお話も読めます。スパイシーメニューのその異常な作り込みにすごく感動し、先を読むのが怖くなりました。

ただ、このスパイシーメニューの怖さ変更をするのに怪談を読んでいる途中で現れる「お化けの影」を集めなきゃいけないのが少し面倒でした。

魅力② ガチャシステムにより更に読み進めたくなる

一つ星コースからしっかりとした読み応えのある怪談がたくさんありました。中にはバッドエンドなものも多く、とても子供向けとは思えませんでした。さらに続き物になっている怪談もあり、怪談の域を超えたストーリー性があるものになっていて驚きました。

基本的に本作はニンテンドーDSを縦持ちして本を読むような感じで怪談を読み進めていくだけのゲームなので、つまらない人にはつまらないかもしれません。

ですが、誰もが子供の頃一度は「怪談レストラン」を手に取ったことがあるのではないでしょうか?その頃を思い出して、久しぶりに怪談レストランに触れてみませんか?

ゲームになったことにより効果音がつき、ページをめくる手間も省けるのでより入り込めるかと思います。

怪談を読み進めるだけでなく、読み終わった後にもらえる「怪談コイン」を使用してガチャガチャを回し、出てくる「お皿のかけら」を集めることで全6種類のミニゲームが順次開放されていくというお楽しみ要素もあります。ガチャガチャではスペシャルメニューが排出されることもありますよ。ガチャガチャを回したいがためにどんどん読み進めてしまうこと間違いなしです!

魅力③ 最終話は必ず驚く

コースの星が増える度に、お化けギャルソンがこちらの好みや誕生日、どこに住んでいるかなど若干個人情報に当たることをめちゃくちゃ聞いてきます。最初は「なんでこんなこと聞いてくるんだろ?」と疑問に思いました。

ですが、それが最終話の怪談において重要な意味を持つものだったと知ったとき鳥肌が立ちました。意味のない質問なんて1つもなかったんですよ。意味なさそうに聞いてくるのに(笑)

そして、お化けギャルソンのフレンドリーさには少し驚きました。映画やアニメではどこか距離を置いてる感じだったのに、ゲームではグイグイくるのが面白かったです。

欲を言えばお化けギャルソン以外のお化けにもボイスがついていれば良かったのになと思いました。

残念な点…

怪談内に現れる人魂のような「お化けの影」が非常に見にくいです。怪談に集中したいのに、スパイシーメニューのためにこのお化けの影を集めなくちゃいけないのがまた苦痛です。ずっとお化けの影が出現しているわけではなく、読み進めてしまうと一瞬で消えてしまうので、特に読むのが速い方は全く気づかないレベルだと思います。出現時間をもう少し長めにするか、もう少しお化けの影の色が濃いと良いんじゃないかな?と思いました。

あとは、ガチャガチャシステムがとても良いのに案外すぐに揃ってしまうのが少しボリューム不足だなと思いました。

最後に…

『怪談レストラン ゾク!新メニュー100選』はオススメできます。

一気に読み進めるもよし、1日数話ずつ読むのもよし。自分のペースで楽しめるので、スキマ時間にもピッタリです!ゲームが苦手な方でも気軽に遊びやすいのではないでしょうか?

  • のめり込み度→4/5
  • 怖さ→3.8/5
  • 読み応え→3.8/5
  • 総合評価→3.8/5

1件のコメント

ひょえ~
これは 面白そうだよね!
DS持ってたら きっとやってたと
思うよ!

夏くらいに ちょっと
狙ってみようかなぁ。

ABOUT US
アバター画像
haruゲームレビューブロガー
2000年生まれ。大阪府出身。 筆者は大の「リプトン」好きの為、ゲームレビュー以外にリプトンの新商品が発売されると必ずレビューを行います。 『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』脇山珠美担当プロデューサー。脇山珠美ファン数1億6000万人超。 特に好きなゲームタイトルは『FINAL FANTASY XV』『アサシンクリード』シリーズ、『ゼルダの伝説』シリーズ 好きなゲームジャンルはリズムゲーム、RPG、シミュレーションゲーム