【ゲームで学ぶ考古学】アサシンクリード オリジンズ編① 「ミイラ製作過程」

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ご無沙汰しております。haruです。

皆さん「アサシンクリード」をプレイしたことはありますか?

実はアサシンクリードシリーズ、楽しいだけじゃなくめちゃくちゃ学べるんですよ。

ゲームしながら学べるなんて最高じゃないですか?

この記事を見て、一人でも多くの方がアサシンクリードの魅力に気づいていただけると嬉しいです。

それでは!本日はゲームで学ぶ考古学の第1回目となります。

この記事はこんな方にオススメ!
  • 難しいことは分からない
  • 少しでも楽しみながら知識をつけたい
  • ゲームをもっと楽しみたい

あくまでゲームで学べる範囲の知識のみを記載しています。筆者は考古学者ではないので、ゲーマーの意見として捉えていただけると幸いです。

では第1回は「ミイラの製作過程」について一緒に学びましょう!

古代エジプトのミイラ

  • 古代エジプト人によるミイラの制作過程はとても儀式的でした。
  • ミイラの制作方法は数種類あり、個人や動物の社会的地位や富が考慮されていました。
最も費用がかかる方法を使用していたのは誰?

ファラオや王族、一部の裕福な宮廷人に用いられたんだよ!

ミイラ製作過程

STEP

洗浄

死体がミイラ製作場に到着すると、体液が排出される間傾斜した台に置かれます。

その後、準備が整うまで神官による洗浄が続きます。

STEP

浄化

神聖な水で浄化された後、神官は死体をテレビンノキノ樹脂で燻って消毒します。

儀式的な洗浄の後、神官は、油、香辛料、複数の精油を用いてさらに死体を浄化し、最後にすべての体毛を注意深く除去しました

STEP

脳の摘出

死体の浄化が完了すると、防腐処理師が特殊な手順で内蔵を取り除いていきます。

\もっと詳しく!/

①さじを挿入して鼻腔の天井の骨を壊し、鼻腔から脳を取り出します。

②脳はへらを用いて入念に取り除かれ、残った脳の一部は腐食液を流し込んで液状化した後、除去されます。

③空になった頭蓋骨はヤシ酒ですすいで消毒され、その後亜麻布と溶かした樹脂が詰め込まれます。

+α 防腐処理師とは?
  • 防腐処理師という職業は古代エジプトの葬儀が進化するに伴って発達しました。
  • 防腐処理師が専門的職業になった経緯は明らかではないが、階級が存在しました。
  • それぞれの防腐処理師はミイラ製作の各工程に特化していました。
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防腐処理師についてのヒエログリフは旧王国時代の文書から発見されたんだよ!

STEP

内蔵摘出

脳の処理が終わると、防腐処理師は左の脇腹を切開し内蔵を取り出します。

体内もヤシ酒ですすがれ、その後防腐処理師は腹部に高純度の没薬、シナモン、香辛料を詰めてから縫い、閉じます。

内蔵はヤシ酒で洗浄され、潰した薬草を詰めてからカノプス壺に収めらます。

STEP

内臓の保存

カノプス壺は石棺のそばに置かれるか近くの箱にしまわれました。

当初内蔵は包まれて瓶の中に入れられていましたが、儀式が複雑になるにつれて、軟膏、香辛料、水やナトロンなどが追加されていきました。

+α  カノプス壺とは?
  • 新王国時代中期、カノプス壺はホルスの息子たちが象られました。
  • 彼らは「内臓を保護する者」と呼ばれ、これらの保護者は死者の女神に守られていました。
STEP

乾燥

防腐処理師はナトロンを乾燥剤として死体の腐敗進行を止めるために使用しました。

洗浄と内臓の除去後、死者は約40日間ナトロンに覆われ、乾燥後に布で包む前の準備を始めます。

+α ナトロン塩とは?
  • ナトロンは海水蒸発時の沈殿物として見つかる堆積岩です。
  • 無機質でできており、エジプトの湖底から採掘されていました。
STEP

遺体の準備

ナトロン処理で乾燥した死体に防腐処理師は油を塗り、彩色し、時に付け毛やかつらを加えました。

防腐処理師はヘナを主材料とした染料で死体に生き生きとした彩りを与えながら、カビや菌を防ぐ準備をしました。

+α ヘナとは?
  • ヘンナとも呼ばれるミソハギ科の常緑低木。葉を乾燥させ粉にしたものを水で溶いたものを髪、眉、爪などの染料やペイントに使用されていました。
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ミイラの包装(亜麻布を使用)

はじめは体の部位ごとに包まれていました。

㊚腕を胸元で交差 ㊛右腕を乳房の上、左腕は体側に添えられた。

しかし後に技術は進化し、死体は腕を体側に置いたまままるごと包まれるようになり、洗練された布を織る技術が複数開発されました。

STEP

アミュレットと仮面

死者の肌には宝飾品とアミュレットが置かれ、アミュレットは革の織り目にも入念に差し込まれました。

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アミュレットには神話や転生などの信仰的な意味があったんだよ!

仮面は重要なミイラの装飾で、初期はとても高価な木製の弔いの覆いが使われ、やがてカルトナージュという手法で作った仮面が使われるようになります。

+α カルトナージュとは?

泥やわらで作った土台に亜麻布かパピルスの繊維を何層も重ねるという手法のこと。

カルトナージュは弔いの仮面以外にも、エジプト王朝の装飾品や動物の棺にも使われていました。

↓カルトナージュの発展!!

第22王朝の間にカルトナージュはミイラ全体を覆うまでに発展しました。

ミイラはカルトナージュの包みの中にある台に置かれ、後ろを紐で固く締められていました。

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極めて費用対効果が高く、見た目も良かったこの技術は、身分に関わらず人気があったんだよ!

カルトナージュの包みは、通常死者の名前や称号を記す文字装飾、日々の暮らしの描写、葬儀にまつわる信仰の装飾で覆われていました。

STEP

開口の儀式

ミイラがしっかり包まれて装飾されると、防腐処理師は開口の儀式を行います。

弔いの工程でも重要な段階であるこの儀式は、死者自身か死者の代理となるものを生き返らせるためのものでした。

開口の儀式は75以上の段階がありました。

儀式ではミイラ製作の工程で使われたのと同じ油、軟膏、香辛料、香料が必要で、時に化粧を施されました。

最後に、命を吹き込むため手斧でミイラの口に触れます。

この儀式は限られた人々の立会で行われました。

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その限られた人っていうのは、アヌビス神の仮面を被った神官と遺族の近い親戚、または王位継承者なんだよ。

これにて「ミイラの製作過程」が全て終了します。

思っている以上に手間暇かかってるなと思いましたか?

でもその手間のお陰で私達が現代でもミイラを拝見できることに繋がっていると思うと、とてもありがたく、やはり当時の技術の凄さを感じられます。

次回は「防腐処理師について」深掘りしていくのでお楽しみに!!

この記事は「アサシンクリード オリジンズ」のディスカバリーツアーを基に制作しています。

もっと自分でも知りたい。ゲームやってみたいかも!と思われた方は下部よりどうぞ!

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haruゲームレビューブロガー
2000年生まれ。大阪府出身。 筆者は大の「リプトン」好きの為、ゲームレビュー以外にリプトンの新商品が発売されると必ずレビューを行います。 『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』脇山珠美担当プロデューサー。脇山珠美ファン数1億6000万人超。 特に好きなゲームタイトルは『FINAL FANTASY XV』『アサシンクリード』シリーズ、『ゼルダの伝説』シリーズ 好きなゲームジャンルはリズムゲーム、RPG、シミュレーションゲーム